日本製アパレルブランドのスタートアップをヨーロッパで実現した男 "Motoyasu Homma"について
#にしやまめしブログ
記念すべき一人目の友人の紹介です🎉
高校~大学の同級生であり、
昨年2つのアパレルブランドを立ち上げた「Motoyasu Homma」
業界の実態と、目指すべき道について迫ってみた。
"Old But Gold"
"Socka Socka"
どうもホンマです。"Old But Gold""Socka Socka"2つのアパレルブランドのブランドダイレクター&プロデューサーをしてるよ。服のデザインから販売経路の確保までやってます。
久しぶり。早速だけど、ホンマの作っている服はどこかで買えるの?
ヨーロッパのセレクトショップだけで取り扱われているよ。
今年の活動の大きいところで言うと、パリと上海で展示会を予定してるんだ。
かっこよ。はやく日本に卸してほしい。
日本のバイヤーは世界的に見てもトップレベルの目を持っているし、それでいて実績重視で見られてしまうので日本で服を売るのは大変なんだよ。
それなんで英語が喋れる強みを活かして海外に営業をかけてるんだ。いい意味でフェアでいられるから。
なるほどね。それはおれもよくわかる。飲食店を開きたくて不動産屋に話を聞きに行ったりしたんだけど、いままでの実績が無いからなかなか相手にしてもらえない。
CDは全国のショップに並んでるんだけどね笑
縁あってヨーロッパで服を取り扱ってもらえたので、中国では思ったより反応が良かった。
「日本人が作った日本製高級メーカー。ヨーロッパで取り扱いがある。」っていうブランド力があれば話は早いわけ。でもやっぱ表面的な評価なので...
最終的には日本でも取り扱ってもらえるようなブランドにしたいね!
仕事の立ち上げは本当に大変。
今儲かってる人たちが保守的なので、新しい芽を潰そうとしてくる。それをかいくぐらなくちゃいけない。
ほんとそうだよな。
「間借り」って知ってる?
お店の空いている時間を有効利用するための賃貸方法で、
例えば 夜にbarを営んでいるオーナーがいたとして、
ランチタイムの間だけは他の業態の店舗に時間でスペースを貸ししたりするわけ。
最近よく見かけるね!仕事で大阪にいたときはよく食べに行ったよ。
昔あった飯田橋の間借りカレーも美味しかったな...
おいおい、詳しいな。
昼間空いてるお店は東京には沢山あるし、これからの世代にとって「間借り」はチャンスだと思うんだよ。
ほんまは英語力、俺は人間関係っていう強みを活かして仕事を生もうとしてるわけだね。
どうやら面白いことに、
俺らの世代が分岐点な気がするんだよね。
ほうほう
上の世代はライバルを蹴落として一位を目指すようなお金の儲け方をしてきた。
子供の頃からそれを見ていた自分達の世代は、
「これじゃ長続きしない。」って気づいてるよね。
会社を辞める人の理由の大半は「人間関係」が上手くいかないから。
シェアリングエコノミーって考え方があって、
分けあえるものは分けあって、
負担も分担、価値も分担。
みんながみんなウィンウィンな関係でありたいよね。
イギリスに一年間留学して感じたのは、向こうにはたくさん若い起業家がいるってことかな。国としてもそれを応援する体制がある。
向こうで出会った、
ある宗教に属している人の話なんだけど...
宗教!?ブログ一発目からディープ過ぎるやろ。
cakeology [ケークオロジー]
って言って、ケーキをカットして分けあえば分けあうだけ幸せをシェアできる。っていう宗教に属してるんだって。
簡単なことさ。piece of cake! つってね。
俺もその宗教に入門します。
ホンマ一時期放浪してたよね笑
確実にいい糧になっているね。
フリーランス的な感覚で仕事を始めると、
同じような考え方をしている人たちは自然と身の周りに集まってくる。
みんな同じ違和感を抱えてたんだね。
こうやって俺とホンマが話し合ってること自体すごい。
宗教って凄いね...
いや、まじめに言えば理念ってやつだね。
貫くことが大事。
そういえば、ブランドのコンセプトを聞いていなかったね。
欧米のクラシカルなワークウェアを日本の技術力を使って再構築すること。
最高だね。
五年後にブランドが有名になっていたとして、
そのときこのブログを読んでいる人に向けて胸を張って言えることはなに?
それはやっぱり「日本の技術力の素晴らしさ」だね。
数ミリの裁縫に対する美意識だったり、職人さんはアーティストだからね。
アートと呼べる域のブランドを作りたい。
最近知り合った知り合いで
何かと「菌」の話に繋がる人と、
何かと「DNA」の話に繋がる人がいて、
たぶん気が合うと思う。(ホンマは生粋の都市伝説好き。)
藍染職人の渡邊さんっていう知り合いがいるんだけど、
繊維に「菌」が噛み付くことで色が染まるんだって。
その人は藍の畑を耕すし、発酵の具合も上手くコントロールをしていて、
それでトータルで藍染職人なんだよね。
世界中周って色んなところで藍染体験とかやってるよ。
一緒に仕事ができるよう計画中なんだ。
あ、やっぱ繋がったね。
俺の知り合いの中田さんって人はミュージシャンだけど、フェスの主催までやる人で、
壁に炭の塗料塗ったり、床下に炭をいれることで微生物の住処が沢山部屋の中に生まれるから人も微生物も住みやすい環境作りが出来るって聞いたんだ。そのとき、この人ホンモノだって思ったよ。
音楽はもちろんだけど、
たくさんのプロフェッショナルが集まる、全員が主人公のフェスを主催したら楽しいだろうなぁ。
コーヒー屋とか餃子屋とアイス屋とかこれから始めようとしてる友達もたくさんいるから、一堂に会するタイミングを作りたい!
タイトルは 「cakeology festival 」で決定でしょう。
いいじゃん。服だけじゃなくて、
全く新しいカタチの仕事もしてみたいと思ってるんだよね。
今回はこんなとこだね。
そういえばホンマ最近彼女と別れたんだっけ?
そうなんだよね...って、いい加減にしろ!
お後がよろしいようで、ありがとうございました。
西山達朗
人生の頂きを目指すミクスチャー"山"バンド。
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FAIRY BRENDA
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